念願、待望、はじめての・・・

おはようございます。

昨日は月に1回の土曜日出勤、からの

フットサルリーグ第7節という

文武両道を極めた1日となりました。

 

翌日に試合を控える、ということもあり

金曜日の晩は軽く体を動かそうと鶴見緑地でテニスをしました。

 

テニスは責任が個人に向けられるスポーツです。

それだけに精神力が重要と言われています。

一流のプロでも難しいと言われるメンタルコントロール・・・

当然わたしには到底難しい代物でした。

 

黄色の放物線に対して正確に面をつくり、

脱力しながらも、強烈にボールを捉える。

 

ラインアウトしないように再現性を保ちながら

尚且つ、フットワークを使いながらラケットを振り抜く。

 

改めてテニスは難しいスポーツだと思いました。

が、この日は何故か調子が良かったのです。

 

先輩からも

「渡部君を見本にしよう」という声。

また別の先輩からも

「渡部のフットワークやな」という分析。

 

そうだったのです。

私にはフットワークがあったのです。

 

この日は仕事の時も頭が冴えていて

自分は天才かもしれない、と思いました。

 

しかし神様は厳しく

せっかく調子が良い日に限って、雨。

 

豪雨でした。

開始から40分。

いよいよ練習が終わり試合を、

という時には雷鳴が轟きました。

 

豪雨は遠慮というものを知らず

当然の如くテニスは中止を余儀なくされました。

 

だから、9時から終電まで飲みました。

メガハイボールを6杯・・・

とても翌日に試合を控える男のすることではない。

 

わたしはそう思いました。

 

さて、前置きはこの辺にしておいて

昨日はフットサルリーグ戦の第7節でした。

 

役割の為14時に現地に到着しました。

会場は観客席こそ暑かったものの

いざ、コートに降りると空調が効いており

座っているだけだと肌寒いくらいでした。

 

しかし、そのくらいが私には丁度良いのでした。

 

しっかりとBPをこなしました。

 

その試合が終わる頃には別組も会場に到着し、

わたしはあまり眠気にお昼寝をしました。

 

目覚めると前の試合の後半がはじまっており

すこしばかりびっくりしました。

 

メンバーの中にはウォーミングアップをしている者もいて

とても我がチームとは思えませんでした。

 

集中力とやる気が違っていました。

 

この日は交代メンバーも少なかったので

タフな展開になることは必至でした。

 

相手ボールからのキックオフでした。

わたしの持ち場はフィクソです。

 

ここまでチームは得点も少ないことながら

失点の多さが目立っていたので

この試合は最少失点で終えたいと思っていました。

 

開始直後シュートチャンスに恵まれ

立ち上がりとしては悪くない雰囲気でした。

 

流れに任せるように珍しく私もシュート。

惜しくもゴレイロのセーブに拒まれましたが、

コーナーキックを獲得。

 

デザインされた形から私が放ったシュートは何故かネットを揺らしました。

 

現実の理解に2秒要しましたが今季初得点でした。

 

そういえば先週の練習でも

同じ形から得点していたので

フィーリングが良かったのかもしれません。

 

うん、運も良かったですね。

タイミング的にも最高だったと思います。

 

それにしても、この日は本当にメンバー全員集中していました。

 

前節は得点直後に失点しましたが

この日は追加点を奪えました。

 

2対0。久しくそんなスコアは見ていません。

 

しかし相手は格上です。

私たちが集中していても上回ってきます。

 

失点。また失点。

と瞬く間に同点に追いつかれました。

 

集中して守備をしても簡単に崩されるのが

2部リーグだということを改めて思い知ります。

 

しかし慌てることはありませんでした。

自分たちのゲームプランを遂行することだけに

注力して、チャンスを伺いました。

 

そんな中、私と今井がワンツーで抜け出して相手ゴール前。

私のパスのタイミングが遅く、相手のスライディングに

チャンスを阻まれたと思いましたが

よくわからぬごちゃごちゃの末

ボールは確かにゴールラインの向こう側にありました。

相手は必死にかき出そうと試みましたが結果はゴールとなりました。

 

この得点を守り抜けリードしたまま前半を終えます。

 

後半も流れは私たちにあったと思います。

綺麗にボールを保持しながら相手を崩す

ということは実力的に叶いませんでしたが

辛抱強くチャンスを待ち続けられたと思います。

 

そしてやはり大きかったのは

アラの守備への貢献度の高さだと思います。

 

前節に続いてアラの位置でボールを奪えることが多かった為、カウンターの開始位置が高い位置となり、相手ゴールまでの距離が近かったと思います。

 

私自身、アラの位置に入ることも多いので

体力的なしんどさは重々わかっていますが

本当に毎試合走り切ってくれて感謝です。

 

そして、そうこう言っているうちに

追加点、追加点、追加点と怒涛のゴールで

6対2までリードを広げることができました。

 

最後こそ失点しましたが

6対3で今季初勝利を収めることができました。

 

僅差で敗れたり、逆転されたり

圧倒的な敗北があったり、苦汁をなめる試合が続きましたが

念願、待望の初勝利でした。

 

いつもは代表や他のメンバーに頼ってばかりですが

私もチームの勝利に貢献できたので幸甚です。

 

前日のテニスが効いていました。

フットワークはテニスにもフットサルにも通じていました。

おそらくテニスをすればフットサルが上手くなります。

私が身をもって証明しました。

・・・というのは冗談ですが、もうじき8月が終わり

これから気温が下がってくる秋を迎えます。

 

苦手な夏が終わりを迎えようとしているので

これからどんどん運動量が戻ってくると予想されます。

 

チームの為に走れるように

今一度走り込んでいきたいと思います。

 

嬉しさのあまり調子に乗ってしまって長くなりました。

これでも大分端折ったつもりなのですが。

 

それでは。

 

【追伸】

人にはそれぞれストーリーがある。辛い過去、苦しい時期を乗り越えて、今を生きているからこそ、そのストーリーはドラマとなる。

そのドラマの主人公は貴方に違いない!

が、支えてくれている人がいることを決して忘れてはならない。驕らず、謙虚に、生きていこう。幸運はきっと貴方を待っている。